まず、考えなければならないのは、「お部屋の条件」です。社会人の方はご自分のご収入、学生の方は親御様からの仕送り額などから「家賃」の目安をつけ、勤務先や学校への通いやすさを考慮して「エリア」を絞りましょう。
「間取り」や「最寄駅からの距離」も考えておくとこの先の物件探しがスムーズです。

事前にネットで物件情報を見て、気になる物件をピックアップしましょう。検索しているうちに希望エリアの相場観がつかめます。

いい物件があったら、不動産会社にメールまたは電話で問い合わせましょう。
不動産会社にも様々なタイプがあり、主に大手企業が展開する「多店舗展開型」と当社のような「地域密着型」の2タイプに分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、大切なのは「担当者の誠意」だと思います。
決して安い金銭で借りれるものではありませんので、親身なってくれる担当者を見つけることが大切です。

今はWEB上で写真を多く載せていたり、360度見れる場合もありますが、できれば「内覧」をして実際のお部屋を訪れましょう。
「陽当り」や「物件周辺の住環境」・「お部屋の使い勝手や設備の状態」など、行かないとわからない情報を得ることができます。募集図面と見比べてみると、新たな発見が見つかるかもしれません。
あまり多くの物件を見てしまうと最初に見た物件の印象が薄れてしまうので、3～4件ぐらいに絞っていきましょう。

この部屋にしよう！と決めたら、入居申込書を記入し、「申込」をします。もし保証会社を利用する場合は、保証会社の申込書も記入します。
申込には身分証明書が必要になりますので、忘れずにお持ちください（運転免許証・保険証など）申込した後にキャンセルをした場合は、原則キャンセル料などは発生しませんが、担当者の心証を悪くしてしまいますので、よく考えて申込をしましょう。毎月の経費や契約金がいくらかかるかなど、申込前にしっかり確認し、やっぱり無理でした…とならないように注意しましょう。

申込が完了したら、入居審査が開始となります。貸主が申込書を見て、部屋を貸すかどうかを審査します。審査基準は人により様々ですが、大体2～3日掛かりますので、不動産業者からの連絡を待ちましょう。
また、保証会社をご利用される場合は保証会社から連絡がくる場合もありますので、この間は知らない番号からの電話でも出るようにしてください。

無事に入居審査が通ったら、契約となります。
入居日と契約締結日（契約を行う日）を決めましょう。
契約時には住民票やご印鑑など持参するものがありますので、事前に不動産業者に確認しておきましょう。
契約時は契約書の読み合わせがあります。
これから住む部屋についてを説明する「重要事項説明」など、大事な話となりますので、しっかり聞くようにしましょう。

ご入居までにカーテンの寸法や冷蔵庫・洗濯機置場の大きさなどを調べましょう。希望する冷蔵庫・洗濯機を買ったものの、お引越し時に入らない等のトラブルがないように。しっかり採寸しましょう。